1.延焼遮断帯が形成され、燃え広がらないまちが形成されている。2.緊急輸送道路の機能が確保され、防災上の広域道路ネットワークの形成とともに、倒れないまちが実現している。3.建築物の不燃化・耐震化、防災生活道路の整備、空地の確保等が進み、安全で安心して暮らせる市街地が形成されている。•延焼遮断帯の軸となる都市計画道路の整備と沿道建築物の不燃化・耐震化が進み、延焼遮断帯が□成されることで、震災時の延焼遮断機能に加え、避難経路、救援活動時の輸送ネットワークなどが確保された安全なまちが□成されている。•緊急輸送道路沿道建築物の耐震化及び緊急輸送道路の拡幅整備や無電柱化が進むことにより、震災時の救急・救命活動や緊急支援物資の輸送ができる安全なルートが□成されている。•住宅の建替え等により建築物の不燃化・耐震化が進み、緊急車両の通行や円滑な消火・救援活動及び避難を可能とする防災上重要な防災生活道路が整備され、安全な市街地が□成されている。•公園の整備や共同建替え等の取組により、防災上有効な空地の確保が進み、適切に管理され、緑やコミュニティを育むオープンスペース、地域の防災活動拠点等として活用されている。•区域内の道路の無電柱化が進んでいる。ハード整備延焼遮断帯の□成、緊急輸送道路の機能確保、防災生活道路や公園等の整備、建築物の不燃化・耐震化、避難場所等の確保等ソフト対策地域防災力強化、共助につながる地域コミュニティ醸成、防災意識向上等送道路の機能確保、安全で良質な市街地の□成、及び避難場所等の確保を進図1-6ハード・ソフト両面からの効果的な施策展開のイメージ震災に強い安全・安心な都市の実現に向けて、延焼遮断帯の□成、緊急輸めるとともに、地域の防災まちづくり活動の支援を通じた地域コミュニティの醸成等、ハード・ソフトの両面からの効果的な施策展開が必要です。加えて、個々の地域特性を生かし、創意工夫を図りながら、安全で住み続けたくなるまちづくりを展開していくことが必要です。本計画では、防災都市づくりの将来像を定め、都民、民間事業者、行政の各主体がその実現に向けて連□して取り組むこととします(第7章参照)。ハード・ソフト両面からの効果的な施策展開による震災に強い安全・安心な都市の実現16第1章防災都市づくりの考え方防災都市づくりの将来像3
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