防災都市づくり推進計画基本方針
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(2) 延焼遮断帯の設定骨格防災軸主要延焼遮断帯(参考値:約2kmメッシュ)一般延焼遮断帯(参考値:約1kmメッシュ)延焼遮断帯の区分(防災上の重要度)・広域的な都市構造から見て、骨格的な防災軸の形成を図るべき路線○主要な幹線道路(広域幹線道路及び広幅員の骨格幹線道路)○江戸川、荒川、隅田川及び多摩川(川幅の大きな河川)・骨格防災軸に囲まれた区域内で、特に整備の重要度が高いと考えられるもの○幹線道路(骨格防災軸間を二分する骨格幹線道路)・上記以外で、防災生活圏を構成する延焼遮断帯○上記以外の道路、河川、鉄道等延焼遮断帯は、木造住宅密集地域が連なる地域を中心とした区部及び多摩地域の7市(武蔵野市、三鷹市、府中市、調布市、小金井市、西東京市及び狛江市)を対象に設定します(図2-9)。延焼遮断帯は、都市計画道路を中心として、河川、鉄道等により、防災生活圏ができるだけ一定の大きさになるようにメッシュ状に配置します。また、防災上の重要度から、「骨格防災軸」、「主要延焼遮断帯」及び「一般延焼遮断帯」の3区分とし、区分に当たっては、都市の骨格を形成する幹線道路、防災生活圏の外郭形成や震災時の避難経路、救援活動時の輸送ネットワークなど、多様な機能等を総合的に勘案しています。なお、「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)」において位置付けられた計画内容再検討路線43等で構成される延焼遮断帯については、その在り方について検討を行う場合があります。(参考値:約3~4kmメッシュ)43計画内容再検討路線:「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)」(2016(平成28)年3月策定)において、計画幅員や構造など都市計画の内容について検討を要することとされた都市計画道路図2-9防災生活圏概念図35延焼遮断帯の設定第2章防災都市づくりの地域指定・延焼遮断帯の設定等2

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