本地区は、東急⽬黒線⻄⼩⼭駅に隣接した約0.4haの地区で、⻄⼩⼭にこま通り商店街及び⻄⼩⼭えびす通り商店会の中にあり、⼈通りも多くにぎわいのある地区である。
「⽊密地域不燃化10年プロジェクト」においては「不燃化推進特定整備地区(不燃化特区)」に位置付けられており、狭⼩敷地に建つ⽊造の店舗兼⽤住宅が多く、不燃化・耐震化の問題があり防災上きわめて危険な地区であるため、周辺地域も含めた防災機能の向上や住環境の改善、駅前のにぎわい形成を図る上で更新が望まれている。
本事業は、共同化による優れた防災性能を有する良質な商業施設及び都市型住宅を整備することで、合理的かつ健全な⼟地利⽤による⼟地の細分化の解消し、商業の活性化及び居住環境を向上させるとともに、個別利⽤区を設定し新設される広場と⼀体となり防災性の向上とにぎわいの創出を図る。さらに、良質な歩⾏空間や緑化空間等の整備および無電柱化の実施によって、都市環境の向上を図る。